IPOセカンダリ利益がIPO初値売却益を超える！実力なのか運なのか！？

基本的に管理人の投資スタイルはブログ名「IPOゲッターの投資日記」の通り、投資の中でも最もリスクが低いと言われている抽選でIPO株をGETして初値で売却するという純粋な「IPO投資」を基本投資スタイルとしています。

しかしながらやはり上記IPO投資だけではどこかしら物足りない時があるので、たまにリスクの高い初値形成時に初値買いする「IPOセカンダリ投資」にも手を出すこともあります。

そこで今日は今年（2022）これまでのIPOセカンダリ損益を振り返ってみました。ただこの記事はIPOセカンダリ投資を推奨しているわけではありませんことをあらかじめご理解下さい。

今年（2022年）のIPO社数は8月10日時点で43社あり、その中で個人的にIPO株に当選した回数（銘柄）は7回で、その初値売却益、いわゆるIPO投資益は+180,300円となります。これは例年に比べるととてつもなく少ない数字です。

ところがIPOセカンダリ投資の成績は7戦6勝1敗で利益は+425,351円と上記IPO投資益よりも多く、運良くなかなかの良い成績を残している状態です。

ライトワークス（4267） 2月9日上場

公募価格：2,100円　初値価格：3,000円

BeeX（4270） 2月24日上場

公募価格：1,600円　初値価格：3,750円

セカンドサイトアナリティカ（5028） 4月4日上場

公募価格：1,390円　初値価格：3,190円

クリアル（2998） 4月28日上場

公募価格：930円　初値価格：1,600円

ANYCOLOR（5032） 6月8日上場

公募価格：1,530円　初値価格：4,810円

M&A総合研究所（9552） 6月28日上場

公募価格：1,330円　初値価格：2,510円

日本ビジネスシステムズ（5036） 8月2日上場

公募価格：1,520円　初値価格：1,827円

ただし、これは実力なのか？運なのか？と聞かれますと、正直これは「運」だと答えます。

もちろん上述の通り今年（2022年）のIPO社数は43社ある中で、あえて7銘柄しか参戦していないので、ある程度の取捨選択には成功していると思いますが、それでもIPO株にはファンダメンタルズやテクニカルなどの指標が生成されていないため、基本的に株価の変動は需給及び雰囲気（人気度合い）頼りとなります。

需給を読むために人気化しやすい案件なのかどうかはもちろんのこと、寄り前の板状況、初値買いに入っている資金、売り圧力（ベンチャーキャピタルなど売却可能な大口の既存株主）の存在、公開株に対して出ている売りの割合、株式市場全体の地合いや環境などは少なくとも投資（投機）する時点で確認していますが、これらは決まった形が無いもので、あくまでも雰囲気です。

この雰囲気だけでIPOセカンダリに突撃するかどうかを決めているというのが現状です＾＾；

利確ラインや損切りラインは自分のルールで決めていますが、これらもその時の勢いや雰囲気で決めることが多いです。なのでやはり少なくとも管理人のIPOセカンダリ投資の実績は「実力」ではなく、雰囲気任せの「運」の要素が大きいと思っています。

今年（2022年）はたまたま運良く「IPO投資」よりも「IPOセカンダリ投資」の利益の方が多くなっていますが、運が悪ければ大きな損失となっていた可能性も否定できません。結局のところやはりローリスク投資の代表は「IPOセカンダリ投資」ではなく「IPO投資」というのが管理人が永遠に思うところです。

IPO新規上場承認発表が少ない中で「場繋ぎ感満載」の記事となってしまいましたが、いよいよIPO新規上場承認発表も再開の兆しが見え始めたので、こういった「場繋ぎ記事」ではなく、今後は「IPO記事」をせっせと書く日々になってくれればと思います＾＾