Heartseed（219A）のIPO（新規上場）抽選結果と公募価格！

Heartseed（219A）のIPO公募価格が決まり、IPO（新規上場）抽選結果も後期抽選型の楽天証券以外はIPO主幹事となるSMBC日興証券を中心に各証券会社から発表されています。

＜Heartseed（219A）のIPO関連過去記事＞
・Heartseed（219A）IPO上場承認発表
・Heartseed（219A）IPO（新規上場）初値予想

Heartseed（219A）はIPO市場では警戒されやすい赤字のバイオベンチャーで、公開価格の1.5倍となればロックアップ解除され売却可能となるベンチャーキャピタル（投資ファンド）の保有株がおよそ950万株ほどと多くありましたが、海外大手製薬会社との大型契約もあり、募集株の内訳も売出株無しの公募株のみで既存株主の換金色は無く大幅なダウンラウンド上場、そして何より今年（2024年）はバイオベンチャー3社（Veritas In Silico、Chordia Therapeutics、PRISM BioLab）ともに初値好スタートとなったことから参加としましたが、残念ながら「補欠という名の落選」となりました。

Heartseed（219A）のIPO補欠画像（SMBC日興証券）

比較的IPO株数も多く、中身もIPO愛好家からは警戒されやすい赤字のバイオベンチャーということだったので、個人的には当選確定などと勝手な妄想を抱いていましたが、今回は全滅となりました。今年（2024年）のバイオ3銘柄が初値好スタートとなったことで、バイオ人気が高まっていたのかもしれませんね。

全体的な公開規模は24.0億円ですが、海外投資家への販売分（約4.5億円）や親引け分（約3.0億円）を差し引くと16.5億円まで縮小されます。ちなみに今年（2024年）のバイオ銘柄3社のそれぞれの海外販売比率はVeritas In Silico（130A）が34.3％、Chordia Therapeutics（190A）が9.6％、PRISM BioLab（206A）が32.6％でした。

Heartseed（219A）のIPO（新規上場）公募価格

このHeartseed（219A）のIPO公開価格はIPO仮条件（1,110円～1,160円）の最上限価格となる1,160円で決定しております。そして今回の募集は簡易型のグローバルオファリングで、公募株の国内海外販売分の募集割合も以下の通りで決定しています。

公募株1,801,700株の国内海外販売分の最終的な内訳は国内が1,413,700株で、海外は388,000株となり、オーバーアロットメント270,200株を含めた総IPO株数2,071,900株に対する海外配分比率はおよそ18.7%となりました。

指定販売先への親引け（売付け）も味の素株式会社に172,400株、Nikon-SBI Innovation Fund IIに86,200株と、当初の予定通りあわせておよそ3.0億円分が長期保有方針で決定されています。

Heartseed（219A）のIPO（新規上場）抽選結果

そして管理人の個人的なこのHeartseed（219A）のIPO抽選結果は以下の通りとなっております。IPO参加スタンスは基本的に参加ですが、引き受け株数の少ない証券会社からの申し込みはしておりません。

IPO幹事団（シンジケート）の中にはまだ後期抽選型となる楽天証券のIPO抽選結果が残っていますが、管理人は申し込んでいないため、このHeartseed（219A）の個人的なIPO抽選結果はこれで終了とさせて頂きます。