先日(7月26日)の日本経済新聞でIPO(新規公開株)の主幹事獲得を
巡る競争が激しくなっているという記事が紹介されていました。
IPO主幹事争い激化 SMBC日興証券、野村證券に並ぶ

その記事の中で今年(2018年)の上半期(1月~6月)のIPO主幹事ラン
キングが掲載されており、このSMBC日興証券野村證券と同率一位と
なっていました。

証券会社IPO主幹事社数
SMBC日興証券9社
野村證券9社
みずほ証券8社
三菱UFJモルガン・スタンレー証券5社
大和証券5社
SBI証券4社
岡三証券1社

2018年上半期に上場した企業は36社で、上記合計は41社となっていま
すが、これは間違いではなく共同主幹事などがあるためです。
ついでにリートのIPOを加えるとSMBC日興証券が11社で野村證券が10
社となるため、単独1位となります。

そしてこの数字は何を意味するかと言いますと、私たち個人投資家が
抽選でIPOに当選するためにはまず一番にIPO株数の引き受け株数が多
い主幹事から申し込むのが王道とされています。

IPO株の引き受け株数が多いということは分母が増えるため、当選する
確率が上がります。ですのでその主幹事取扱い件数が多ければ多い証券
会社ほどIPOの当選確率は高くなるということになります。

そういう意味ではこのSMBC日興証券の年間IPO取り扱い件数は業界で
もトップクラスで主幹事、平幹事共に登場回数が多くあります。

そのためSMBC日興証券に証券口座が無いとグンと当選確率が下がるた
めIPO投資を行っていくのであれば必須の証券会社と言っても過言では
ないかと思っています。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ SMBC日興証券公式サイト
smbcnikkocp2019.3.29

とは言うものの管理人自身、このSMBC日興証券でIPOに当選したのは
昨年(2017年)9月に上場したPKSHA Technology(3993)以降無い
ので偉そうなことは言えませんが^^;

PKSHA Technology(3993)IPO当選画像SMBC日興証券
PKSHA Technology(3993)IPO当選

これについてはやはり2014年1月にIPO抽選配分数が20%から10%に改
悪されたことが影響しているかもしれません。10%違いは大きいですね。

募集等に係る株式等のお客様への配分に係る基本方針SMBC日興証券
募集等に係る株式等のお客様への配分に係る基本方針
※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。

しかしながら上記新旧対照表の改定前と改定後それぞれの右下の黄色い
マーカーを引いている部分をご覧になって下さいますと改定前の日付は
2012/10/1で改定後の日付は2014年1月となっています。

ということは2012/10/1までは抽選確率が10%だったということになり
同時に20%の時代はわずか1年4カ月間しか無かったということがわか
ります。思った以上に短い期間でした。

それを考えるとその20%抽選時代である2012年10月~2014年1月までの
期間に管理人が当選したSMBC日興証券主幹事銘柄は2013年4月に当選
したオークファン(3674)のみですので、当時の20%抽選時代と10%抽
選時代はあまり大きく影響が無かったという印象が強いです。もしかす
ると他の方はこの期間にたくさん当選されているのかもしれませんが。

そして何より今年(2018年)4月にHEROZ(4382)という伝説のIPO
の主幹事を務めたのはこのSMBC日興証券です。

ちなみにこのHEROZ(4382)は公募価格4,500円に対して付いた初値
は3日目で49,000円となり一撃4,450,000円の超爆益IPOとなりました。
この数字は中小企業の年収並みの利益かもしれません。
およそ20年ぶりとなるIPO初値上昇率のようです。

残念ながら管理人は当選していませんが、日本証券業協会の新規公開
に際して行う株券の個人顧客への配分状況の4月度を見ると102人の方
が完全抽選枠でHEROZ(4382)のIPOに当選しています。
当時の抽選割合は10.9%です。

HEROZ(4382)IPO抽選配分(日本証券業協会)
HEROZ(4382)IPO抽選配分
※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。

いくらIPO抽選配分数が改悪されたとはいえ、上記をご覧の通り誰か
には当選の二文字が訪れます。その誰かは管理人かもしれませんし、
今この記事をご覧下さっている読者様かもしれません。

いつもこういった記事を書く際に申し上げておりますが、IPOは宝く
じと同じで申し込まないと当たることもありません。しかも宝くじよ
りも当選確率は圧倒的に高く、何より前受け金は必要ですが落選すれ
ば全額戻ってくるので実質無料で参加することができます。

昨年(2017年)度を見てみるとIPO総件数は94社ありましたが今回の
このSMBC日興証券が主幹事及び平幹事で関わっているIPO銘柄は実
74社もあります。約8割のIPOを取り扱ったということになります。

もちろん今年(2018年)上半期もIPO総件数36社に対して33社のIPO
幹事を引き受けています。その内主幹事件数は上記でも書いておりま
す通り9社です。IPO投資を行っていく上で証券口座を作らない理由が
ないのではないでしょうか。

今なら夏の口座開設キャンペーンも開催されているためお得に口座開
設をすることができます。秋から冬にかけてのIPOラッシュに備えて
今のうちから口座開設しておきませんか。もちろん口座開設費や維持
費などの諸経費は一切不要ですのでご安心下さい。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ SMBC日興証券公式サイト
smbcnikkocp2019.3.29