湖北工業（6524）IPO（新規上場）初値予想！D級評価で着地は公開価格の1.1倍程度！？

湖北工業（6524）の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース（3,840円）ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団（シンジケート）の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

湖北工業（6524）の上場日とIPO申込期間

湖北工業（6524）の上場日は12月21日（火）で、YCPホールディングス（グローバル）リミテッド（9257）とラバブルマーケティンググループ（9254）とライフドリンク カンパニー（2585）と4社同日上場、上場市場はIPO市場では不人気市場となる東証二部市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 野村證券公式サイト

なお、この湖北工業（6524）のIPO申し込み期間は12月6日（月）～12月9日（木）となっており、IPO申し込みラッシュ期間のほぼど真ん中となっていますので、しっかり資金管理をしながら申し込み作業をする必要がありますので、ご注意下さい。

湖北工業（6524）のIPO（新規上場）初値予想 第1弾

湖北工業（6524）のIPO想定価格は3,840円となっているため、現時点では公募価格とほぼ同値～1.2倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

この湖北工業（6524）のIPO仮条件は今週末12月3日（金）に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に順次追記致します。

湖北工業（6524）の事業内容

湖北工業（6524）の事業内容はアルミ電解コンデンサ用のリード端子及び光ファイバ通信網用の光部品・デバイスの製造・販売ということで、海底ケーブルなどで使用される通信網用の光部品などの製造及び販売と業界ではニッチな商材となるものの、世界トップシェアを誇る老舗の部品メーカーとなります。

この湖北工業（6524）の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

湖北工業（6524）の簡易考察とIPO参加スタンス

湖北工業（6524）の公開規模はIPO想定価格ベース（3,840円）で114.8億円と規模的に東証二部市場への上場としては大型で、荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて26,000枚と多くありますが、海外投資家への販売もあります。

今回もこの湖北工業（6524）のポジティブ材料とネガティブ材料をそれぞれ考察してみます。

まずポジティブ材料ですが、事業内容が世界規模でトップシェアとなっており、特に海底ケーブルなどで使用される通信網用の光部品においては世界の過半数を占めるほどの実力。スマホやIoT機器など情報機器の普及でニーズは年々増加傾向で業績もしっかり伴っています。海外投資家への販売もあるため、海外人気次第では好スタートとなる可能性も秘めています。

ネガティブ材料としては資金が集まりにくい東証二部市場への上場で地味な製造業の老舗企業。上場日は12月21日（火）で4社同日上場となる上に4社の中で一番の重量級。需給主導で値が決まるIPO目線で見るとやはり資金分散の影響やIPOラッシュによる買い疲れも含めて厳しい展開となる可能性もあります。

とはいえ、結局は個人投資家でどうにかなるサイズではなく大口（海外投資家、機関投資家）の参加が必須で、初値はその動向次第となります。新たな新型コロナの変異ウイルス「オミクロン」の脅威がどこまで広がるかという懸念も浮上して来ている点も注意しておきたいところです。

これらのことから管理人の個人的なこの湖北工業（6524）のIPO参加スタンスは消極的参加で、前受け金不要で申し込めて、かつIPO当選後のキャンセルペナルティも無いIPO主幹事野村證券とIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券からのみの参加で行く予定です。

湖北工業（6524）のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこの湖北工業（6524）のIPO株（公募株及び売り出し株）26,000枚のIPO引き受け幹事団（シンジケ－ト）への割り当て数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売分は考慮しておりません。

上記とは別でOA（オーバーアロットメント）分が3,900枚あります。

消極的参加で行くのであれば管理人と同じ申し込み方法がベストかと思いますが、積極的参加で行くのであれば、上位4社程度からの申し込みはしておいた方が良いかもしれません。

ただし、三菱UFJモルガン・スタンレー証券とSMBC日興証券はIPO当選後のキャンセルはおよそ1カ月間IPOに申し込めなくなるというペナルティが課せられます。この時期にこのペナルティは痛いので安易な申し込みは避けた方が賢明かと思います。

湖北工業（6524）のIPO仮条件決定

湖北工業（6524）のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格：3,840円
IPO仮条件：3,840円～4,000円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は114.8億円～119.6億円となりました。

湖北工業（6524）のIPO（新規上場）初値予想 第2弾

湖北工業（6524）の第二弾初値予想が発表されたようです。

4,100円～4,500円

IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限はそのままで下限のみ微妙に上ブレとなる初値予想となっているようです。とはいえ、個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き消極的参加で変更はありません。