TORICO（7138）IPO（新規上場）初値予想！超小型案件でもVC警戒で初値は限定的！？

TORICO（7138）の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース（1,830円）ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団（シンジケート）の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

TORICO（7138）の上場日とIPO申込期間

TORICO（7138）の上場日は2022年3月23日（水）で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。

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このTORICO（7138）のIPO申し込み期間は3月7日（月）～3月11日（金）となっており、他複数社のIPO案件との申し込み期間被りがあるため、申し込まれる方は資金割り振りに注意が必要です。

TORICO（7138）のIPO（新規上場）初値予想 第1弾

TORICO（7138）のIPO想定価格は1,830円となっているため、現時点では公募価格の1.3倍～1.6倍程度の初値形成になるのではないかと、やや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想については強めA級評価に設定させて頂いております。

このTORICO（7138）のIPO仮条件は明日3月4日（金）決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

TORICO（7138）の事業内容

TORICO（7138）の事業内容はコミックの全巻売りECサイト「漫画全巻ドットコム」の運営及びマンガ・アニメ関連グッズの販売などを行う各種マンガ事業ということで、マンガ専門の電子コミック運営会社となります。

このTORICO（7138）の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

TORICO（7138）のブルベア要素とIPO参加スタンス

TORICO（7138）の公開規模はIPO想定価格ベース（1,830円）で3.1億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては超小型サイズとなり、荷もたれ感はまったくありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて1,500枚しか無いためプラチナ感があり、当選確度としては極めて困難と言える枚数です。

そして今回もこのTORICO（7138）のブル要素（ポジティブ材料）とベア要素（ネガティブ材料）をそれぞれ要約して考察してみます。

まずブル要素（ポジティブ材料）としては今の環境で一番重要な公開規模が極少サイズということでしょうか。IPO想定価格（1,830円）ベースで3.1億円はさすがにどんな環境下でも吸収可能かと思われます。加えて株価設定もやや割安に設定されているため、お得感もあります。

ベア要素（ネガティブ材料）としてはアニメ化が進む中でマンガ市場は一定の巣ごもり需要はあるものの、すでに成熟感がある業界でもあります。公開価格の1.5倍でロックアップ解除されるベンチャーキャピタルの保有株も290,600株と多くあるため公開価格の1.5倍付近では警戒感が高まりそうです。

とはいえ、やはりサイズ面での需給妙味があるため、積極参加で良いと考えていることから、管理人の個人的なこのTORICO（7138）のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定です。IPO主幹事は個人的に相性の良いSMBC日興証券ということなので、IPO株数が少ないとはいえ、そろそろ当選の二文字が見てみたいところです。

TORICO（7138）のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのTORICO（7138）のIPO株（公募株及び売り出し株）1,500枚のIPO引き受け幹事団（シンジケ－ト）への割り当て数が以下の通り発表されています。

上記とは別でOA（オーバーアロットメント）分が225枚あります。

元々のIPO株数が極少のため、積極的にIPO株を狙いに行くのであればIPO主幹事のSMBC日興証券一択と言えます。平幹事の中には100%完全抽選の証券会社（楽天証券、マネックス証券、松井証券）もありますが、割り当て数は10枚レベルとなるため、獲得はかなり厳しいかと思います。

地合いが良ければSBI証券のIPOチャレンジポイントの使用も検討の余地がありましたが、今の環境ではその選択肢も無いかと思います。となるとやはり運を天に任せるしか無さそうですね＾＾；

TORICO（7138）のIPO仮条件決定

TORICO（7138）のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格：1,830円
IPO仮条件：1,500円～1,700円

IPO想定価格を下回る弱気なIPO仮条件設定となりました。いよいよ弱気設定が今年（2022年）の定番となりつつあります。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は2.5億円～2.9億円となりました。ひと昔前であれば初値超高騰案件となっているでしょうね。

TORICO（7138）のIPO（新規上場）初値予想 第2弾

TORICO（7138）の第二弾初値予想が発表されたようです。

2,300円～2,700円

IPO仮条件はIPO想定価格を下回る弱気な設定とったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。さすがにここまで外部環境が悪くなると個人的な評価についてもA級評価からB級評価に格下げとさせて頂きます。ただしIPO参加スタンスについては引き続き全力申し込みで変更はありません。