エアークローゼット（9557）のIPO（新規上場）初値結果！

エアークローゼット（9557）のIPO（新規上場）初値が無事に公募価格（800円）をおよそ13.7%上回る910円と好スタートとなりました。市場コンセンサスは赤字上場かつ仮条件下ブレでの警戒感から公募価格付近という見方が多かったので、13.7%の上昇はそれなりに健闘した方ではないかと思われます。

ということで簡単ではありますが、本日上場エアークローゼット（9557）のIPO（新規上場）初値結果をご紹介させて頂きたいと思います。

エアークローゼット（9557）のIPO初値結果

市場開場時（9時）の初値合致点は840円となっていたので、70円ほど吊り上がったところでの初値形成となりました。初値売りで+11,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

初値売買代金は5.3億円程度しか入っていなかったため、今日も弱い展開になるかと思いきや、初値形成（9時25分）後一時的に880円まで下げたもののすぐに切り返し、わずか8分後の9時33分にはストップ高水準となる1,060円まで急騰となりました。まさかの展開にビックリで、もちろん悪い意味で予定通りIPOセカンダリには参戦していません＞＜

エアークローゼット（9557）日中足・5分足チャート（2022年7月29日）

結局9時33分にストップ高に張り付いた後は大引けの比例配分（74,500株）まで剥がれることはありませんでした。初値よし、IPOセカンダリよし、と見事にIPO市場の盛り上がりには欠かせない2つの条件を作ってくれたことで、来週以降のIPO案件にも期待が掛かりますね。ちなみに昨日（7月28日）上場のHOUSEI（5035）もストップ高まで買われており、IPO市場は非常に良い流れとなっています。

クラシコム（7110）のIPO当選（補欠当選）で購入申し込みを悩まれていた方も多いかと思いますが、この結果を見て申し込みに踏み切る方も増えそうな雰囲気です。チキンな管理人は引き続き弱気な見方をしているため、補欠当選ということもありますが、補欠分の購入申し込み手続きは行わない方針です＾＾；

そしてなんとまた本日も週末だと言うのにIPO新規上場承認発表はありませんでした。これで完全に8月のIPO案件は週明けの2社のみで、IPO再開は9月以降にお預けとなります。相変わらず「ある時」と「ない時」の差が激し過ぎますね。