アイズ（5242）とnote（5243）とサンクゼール（2937）とINFORICH（9338）のIPO（新規上場）初値結果！

本日（12月21日）上場のアイズ（5242）とnote（5243）とサンクゼール（2937）と昨日（12月20日）値付かずで持ち越しとなっていたINFORICH（9338）のIPO（新規上場）初値がそれぞれ着きましたのでご紹介させて頂きたいと思います。

アイズ（5242）のIPO初値結果

市場開場直前（8時59分）の初値合致点は4,000円（初値売買代金：6.5億円）となっていたので、およそ1,160円ほど吊り上げられた5,160円（初値売買代金：16.7億円）での初値形成となりました。本日約定可能な最高値での初値形成です。初値売りで+296,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

アイズ（5242）IPO5分足チャート（2022年12月21日）

ただ、1,000円以上も吊り上げるとはさすがにやり過ぎ感が強く、初値形成1分後には特売りとなり、そのまま剝がれることなく、ストップ安（4,160円）比例配分での大引けとなりました。

note（5243）のIPO初値結果

市場開場直前（8時59分）の初値合致点は500円（初値売買代金：2.3億円）となっていたので、およそ21円ほど吊り上げられた521円（初値売買代金：6.3億円）での初値形成となりました。初値売りで+18,100円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

note（5243）のIPO5分足チャート（2022年12月21日）

初値形成後は軟調で一時ストップ安（421円）まで落ちていますが、アイズ（5242）のように張り付きには至っておりません。ただし安値引けとなっています。

サンクゼール（2937）のIPO初値結果

市場開場直前（8時59分）の初値合致点は2,200円（初値売買代金：20.0億円）となっていたので、寄る寄る詐欺での吊り上げはほぼ無く、2,201円（初値売買代金：30.0億円）での初値形成となりました。初値売りで+40,100円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

市場開場前気配の合致点では最大2,800円まであったので、見ていた方はなんとなく残念感があるかもしれませんが、事前予想（2,000円）よりはやや高めの着地となったので結果オーライと言ったところでしょうか。

サンクゼール（2937）のIPO5分足チャート（2022年12月21日）

本日上場4社の中では唯一堅調に推移した銘柄です。終値は2,598円と最高値での大引けとなっています。市場開場前気配に引っ張られた感じでしょうか。

INFORICH（9338）のIPO初値結果

市場開場前の気配値は直前まで上下に大きなブレがありましたが、結果的には昨日の最終気配値（10,580円）より70円だけ下げた10,510円（初値売買代金：3.5億円）での初値形成となりました。初値売りで+591,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

酷評していた各大手初値予想会社の予想に反して初値売却益は今年（2022年）最高益となる結果となりました。分析が上手過ぎて需給を読み違えたのかもしれませんね。ただ初値形成後は買い手不在となりました。

INFORICH（9338）のIPO5分足チャート（2022年12月21日）

初値だけは良い結果でしたが、一日の出来高はわずか81,900株と本日上場したばかりのIPO案件とは思えないほどの閑散案件となっています。パッと見た時は売り買いが500円ほど乖離している場面もありました。