Chordia Therapeutics（190A）IPO（新規上場）初値予想！不人気業態でも低位株効果で初値は堅調スタート！？

Chordia Therapeutics（190A）の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース（153円）ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団（シンジケート）の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

Chordia Therapeutics（190A）の上場日とIPO申込期間

Chordia Therapeutics（190A）の上場日は2024年6月14日（金）で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ SBI証券公式サイト

※当ブログ限定タイアップキャンペーン開催中！

このChordia Therapeutics（190A）のIPO申し込み期間は5月30日（木）～6月5日（水）となっており、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社あるため、申し込まれる方は資金管理（資金移動）や申し込み忘れにご注意下さい。

Chordia Therapeutics（190A）のIPO（新規上場）初値予想 第1弾

Chordia Therapeutics（190A）のIPO想定価格は153円となっているため、現時点では公募価格の1.0倍～1.3倍程度の初値形成になるのではないかと、弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

なお、このChordia Therapeutics（190A）のIPO仮条件は来週5月28日（火）に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

Chordia Therapeutics（190A）の事業内容

Chordia Therapeutics（190A）の事業内容はRNA制御ストレスを標的とするがん治療薬の開発等ということで、がん領域の研究開発に特化した創薬系のバイオベンチャーです。RNA制御ストレスを標的としたがん治療薬は未だ医薬品として市販されておらず、このRNA制御ストレスに注目して低分子医薬品の研究開発を行っています。

このChordia Therapeutics（190A）の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

Chordia Therapeutics（190A）のブルベア要素とIPO参加スタンス

Chordia Therapeutics（190A）の市場からの吸収金額はIPO想定価格153円としてオーバーアロットメント含め16.0億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型から中型サイズとなりますが、荷もたれ感を感じるほどのサイズではありません。

IPO募集株数は売り出し株無しの公募株のみ（OA含む）で10,465,000株と多めにありますが、簡易型のグローバルオファリングで海外投資家への販売（未定）もあるため、海外募集分を差し引くと国内分の募集株は減少します。

加えてコーナーストーン投資家（上場承認時に一定額の株式取得を約束する投資家）へ4.5億円～5.0億円相当分の親引けもあるため、上記海外募集分（未定）と親引け分を差し引いた国内募集分は相当数が減ることになることから、IPO当選の確度は低くなるかもしれません。

そして今回もこのChordia Therapeutics（190A）のブル要素（ポジティブ材料）とベア要素（ネガティブ材料）をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素（ポジティブ材料）としてはおよそ8カ月の時を経てのIPO再チャレンジとなりますが、前回よりもIPO募集株を減らし、吸収金額を28.7億円から16.0億円に縮小、ベンチャーキャピタル保有分のロックアップ条項（公開価格の1.5倍で解除）も削除され、コーナーストーン投資家（上場承認時に一定額の株式取得を約束する投資家）への親引けも追加されているため、需給面は良好となっています。

単価も個人投資家が買いやすい低位株設定で、上場日も6月14日（金）で単独上場とスケジュール面での優位性もあり、IPO募集株の内訳は売り出し株無しの公募株のみと既存株主の換金色もありません。

一方、ベア要素（ネガティブ材料）としては事業内容ががん領域の研究開発に特化した創薬事業と、カテゴリ的にはIPO愛好家や短期筋から警戒されやすい創薬バイオベンチャーで売上先もまだ小野薬品工業株式会社しかありません。

前回は黒字になったタイミングでの上場だったものの、今回は再び赤字となっており、見た目は悪くなっています。IPO主幹事を野村證券からSBI証券に変更したことも悪い意味での不自然さを感じます。

とはいえ、単価はIPO想定価格ベースで153円と超低位株で、仮に公募割れとなったとしても大怪我するようなことは無く、初値高騰も無ければ公募割れする可能性も低いのでは無いかと考えているため、とりあえず管理人の個人的なこのChordia Therapeutics（190A）のIPO参加スタンスは参加で行く予定で考えています。

前回の野村証券主幹事の際のChordia Therapeutics（190A）のIPO株配分数は700株1セット配分となっていましたが、今回もしっかり700株1セットの複数配分となっています。

ちなみにみずほ証券もChordia Therapeutics（190A）のIPO株配分数は500株1セットの複数配分となっています。

Chordia Therapeutics（190A）のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのChordia Therapeutics（190A）のIPO株（公募株）91,000枚のIPO引き受け幹事団（シンジケ－ト）への割り当て株数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売分は考慮しておりません。

上記とは別でOA（オーバーアロットメント）分が13,650枚あります。

積極的にこのChordia Therapeutics（190A）のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSBI証券からのIPO申し込みは外せません。上位平幹事（野村証券、みずほ証券）は三桁レベルの持ち分があるものの、それぞれ複数セット配分となっていることから狙うには厳しい数字となりそうです。

ネット証券（松井証券、楽天証券）あたりは三桁レベルの持ち分があるため、簡単では無いものの狙えない数字では無さそうです。SBIネオトレード証券もIPO主幹事（SBI証券）からの委託となるため、持ち分も多くなり、意外と穴場となるなる可能性はありそうです。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ SBIネオトレード証券公式サイト

Chordia Therapeutics（190A）のIPO仮条件決定

Chordia Therapeutics（190A）のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格：153円
IPO仮条件：143円～153円

IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は14.9億円～16.0億円となりました。

ただし、今回の訂正目論見書内ではIPO新ルールが追記されており、需要申告の結果、仮条件の範囲外で発行価格を決定する場合があり、仮条件の下限の80％以上かつ上限の120％以下である115円～183円の範囲内で公開価格が決定する場合もあるため、証券会社の入金残高は最高値となる183円で見ておく必要があります。

Chordia Therapeutics（190A）のIPO（新規上場）初値予想 第2弾

Chordia Therapeutics（190A）の第二弾初値予想が発表されたようです。

140円～160円

IPO仮条件が一般的な設定となったことやIPO地合い悪化の影響からか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに下上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについてはSBI証券のみ参加と致します。