AeroEdge（7409）とブリーチ（9162）のIPO（新規上場）初値結果！

AeroEdge（7409）とブリーチ（9162）のIPO（新規上場）初値が無事に付きましたので、簡単ではありますが、ご紹介させて頂きたいと思います。2社同日上場もなんのその、両社ともに初値売買代金は30億円を超える大商いとなりました。

AeroEdge（7409）のIPO初値結果

市場開場直前（8時59分）のこのAeroEdge（7409）のフル板の合致点は5,500円（初値売買代金：20.8億円）となっていたので、およそ360円ほど吊り上げられた5,860円（初値売買代金：34.9億円）での初値形成となりました。初値売りで+417,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

まさかの初日値付かずで、直前予想よりも大幅な上昇となり、IPO当選組の方にとっては大きなポジティブサプライズになったかと思われます。羨ましいですね。

AeroEdge（7409）IPO5分足チャート（2023年7月5日）

チャートを見ると上下に激しく動いており、IPOセカンダリはかなり苦戦を強いられていそうですね。管理人のように握力が弱い方は振り落とされていそうです。

とはいえ、終値（6,470円）は初値価格（5,860円）を上回っており、結果的にはIPO当選組もIPOセカンダリ組（ホルダー）も利益が出ており、7月第一号IPO案件としては上出来な結果で、今後のIPOにも良い影響となりそうです。

ブリーチ（9162）のIPO初値結果

市場開場直前（8時59分）のこのブリーチ（9162）のフル板の合致点は1,500円（初値売買代金：20.8億円）となっていたので、およそ103円ほど吊り上げられた1,603円（初値売買代金：35.4億円）での初値形成となりました。初値売りで+26,300円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

こちらは直前予想よりも低い位置での着地となり、IPO当選組の方にとってはネガティブサプライズになったかと思われます。AeroEdge（7409）に資金を持って行かれた可能性も少なからずありそうです。しかしながら冒頭の通り初値売買代金は2社同日上場にも関わらずしっかり入り、35.4億円と大商いとなりました。

ただ、初値形成後も軟調で9時32分に付けた高値1,658円を最後に失速、右肩下がりで安値を切り下げて行き、不人気IPOのような値動きとなってしまいました。終値は公募価格（1,340円）は死守したものの、1,500円と初値価格（1,603円）を割り込んでの大引けとなっています。

ブリーチ（9162）IPO5分足チャート（2023年7月5日）

公開規模が大きいとはいえ、IPOなら何でも来いというような地合いかと思っていたので、上昇率119.6%はどこかしら拍子抜け感があります。初値形成後も軟調で、こちらはIPOセカンダリ組にとっては残念な結果となってしまいました。