ウイルテック(7087)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日は2社のIPO新規上場承認発表がありましたが、もう1社のビザスク(4490)についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。

ウイルテック(7087)の証券コードは連番となる7087で業種はまたもやサービス業となります。2020年新年第一号IPOとなる証券コード7081のコーユーレンティアから7連続です。

ウイルテック(7087)の上場日は3月6日(金)で、きずなホールディングス(7086)2社同日上場、上場市場は東証二部市場への上場で、IPO主幹事は今年(2020年)初となるSMBC日興証券となっております。ちなみにSMBC日興証券は新規口座開設でIPOの当選確率がUPします。

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ウイルテック(7087)のIPO(新規上場)情報

設立:1992年4月1日
業種:サービス業
事業の内容:製造請負・製造派遣事業、機電系・建設系技術者派遣事業、受託製造事業

ウイルテック(7087)IPO上場承認

上場市場東証二部
コード7087
名称ウイルテック
公募株数888,500株(自己株式の処分)
売出し株数900,000株
オーバーアロットメント268,100株
IPO主幹事証券SMBC日興証券
IPO引受幹事証券SBI証券
野村證券前受け金不要
大和証券
みずほ証券
岩井コスモ証券
上場日3月6日
仮条件決定日2月18日
ブック・ビルディング期間2月19日~2月26日
公開価格決定日2月27日
IPO申し込み期間2月28日~3月4日
吸収金額26.3億円
想定価格1,280円(128,000円必要)

ウイルテック(7087)のIPO(新規上場)事業内容等

ウイルテック(7087)はグループ会社で、株式会社ウイルテック、他連結子会社6社及び持分法適用関連会社1社により構成されており「マニュファクチャリングサポート事業」「コンストラクションサポート事業」及び「EMS事業」を営んでおります。

ウイルテック(7087)IPO事業構成

マニュファクチャリングサポート事業

メーカーを顧客として一般的に顧客の工場等の一部を借受け、事業所を設置し、顧客と契約した物を製造する製造請負事業、人材派遣会社に登録している者を取引先の事業所へ派遣し、派遣先の担当者の指揮命令のもとで労働サービスを提供する製造派遣事業、人材派遣会社に登録している者を、取引先の事業所へ派遣し、派遣先の担当者の指揮命令のもとで労働サービスを提供する機電系技術者派遣事業、破損し、不具合の発生した製造物を補修・修理する修理サービス事業。
ウイルテック(7087)IPOマニュファクチャリングサポート事業

コンストラクションサポート事業

人材派遣会社に登録している者を、取引先の事業所へ派遣し、派遣先の担当者の指揮命令のもとで労働サービスを提供する建設系技術者派遣事業。
ウイルテック(7087)IPOコンストラクションサポート事業

EMS事業

電子機器等の受託生産を行う事業のことを言い、受託製造事業は少品種大ロットの大量生産型と多品種小ロットの試作対応型とに分けられますが、後者の多品種小ロット型の受託製造事業及び生活家電などの民生品を製造する電機メーカー、製品を製造する機械・装置といった産業機械を製造する電機メーカーなどに対して、電子部品メーカーより購入した電子部品を販売する電子部品卸売事業。
ウイルテック(7087)IPOEMS事業

その他

「障害者の雇用の促進等に関する法律」上の特例子会社として認定を受けており、雇用促進を図るための障碍者支援事業の展開、宮崎県において国産黒毛和牛の繁殖、子牛の販売、ベトナム、ミャンマーにおいて人材コンサルティング事業と教育コンサルティング事業。
ウイルテック(7087)IPOその他

ウイルテック(7087)IPO事業系統図

【手取金の使途】
手取概算額1,031,797千円は、1.子会社であるデバイス販売テクノ株式会社須賀川工場移設(又は増設)及び機械装置に係る設備投資のために同社に貸し付ける資金として、令和3年3月期に578,000千円、2.人事給与システムその他のシステム更新に係る設備投資資金として、令和4年3月期に227,000千円、3.マニュファクチャリングサポート事業の機電系技術者派遣事業のロボット関連への設備投資資金として、令和3年3月期に34,000千円、4.事業拡大のための採用費用など事業を推進する上での経費として、令和3年3月期に131,000千円に充当する予定であります。残額については令和4年3月期までの借入金の返済資金の一部に充当する予定であります。また、上記調達資金は、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(ウイルテックのIPO目論見書より一部抜粋)

ウイルテック(7087)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

ウイルテック(7087)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,280円としてオーバーアロットメント含め26.3億円と規模的に東証二部市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。

事業内容は製造請負・製造派遣事業、機電系・建設系技術者派遣事業、受託製造事業と地味で新規性はありませんが、設立からおよそ30年近く事業を営んでいることから業績はしっかり安定しており、社会的信頼度も高そうです。

ウイルテック(7087)の株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株は無く、既存の上位株主には解除価格無しで90日間及び180日間のロックアップが掛かっており、余計な売り圧力がないため、需給不安はありません。

上場日は3月6日(金)きずなホールディングス(7086)2社同日上場となりますが、業種的にはどちらも地味なため、資金分散の影響はどっち付かずということから軽微かと思われます。

上場市場は東証二部ということでひと昔前は人気の高まりにくい市場でしたが、最近はそのイメージが払しょくされつつあります。IPO市場に昨年(2019年)末のような強いIPO地合いやバリュー株割安株)人気が引き続き確認されれば、サイズ面や業績堅調ぶりから意外高となる可能性さえありそうです。

よって強いIPO地合いが確認できれば全力参加、そうでなければ消極的参加となることから、現時点での管理人のこのウイルテック(7087)のIPO参加スタンスはひとまず全力参加を踏まえた上の中立とさせて頂きます。個人的な評価的にはC級評価といったところです。

IPO主幹事はIPO当選後のキャンセルペナルティのあるSMBC日興証券なので、3月のIPOラッシュが控えていることから、参加不参加は慎重に判断する必要がありそうです。

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ウイルテック(7087)のIPO(新規上場)業績等

ウイルテック(7087)のIPO経営指標
ウイルテック(7087)IPO経営指標

ウイルテック(7087)のIPO売上高及び経常利益
ウイルテック(7087)IPO売上高及び経常利益

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