ARアドバンストテクノロジ(5578)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,080円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

ARアドバンストテクノロジ(5578)の上場日とIPO申込期間

ARアドバンストテクノロジ(5578)の上場日は2023年6月23日(金)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要のみずほ証券となっております。

このARアドバンストテクノロジ(5578)のIPO申し込み期間は6月7日(水)~6月13日(火)となっており、すでに6月のIPO申し込みラッシュが始まっているため、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社ありますので、申し込まれる方は資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。

ARアドバンストテクノロジ(5578)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

ARアドバンストテクノロジ(5578)のIPO(新規上場)初値予想

ARアドバンストテクノロジ(5578)のIPO想定価格は1,080円となっているため、現時点では公募価格の1.8倍~2.3倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても強めA級評価に設定させて頂いております。

なお、このARアドバンストテクノロジ(5578)のIPO仮条件は来週6月5日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

ARアドバンストテクノロジ(5578)の事業内容

ARアドバンストテクノロジ(5578)の事業内容はクラウド技術とデータ・AI活用によるDXソリューション事業ということで、DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略の立案から実行まで、単なるシステム導入に留まらず、コンサルティング及びインテグレーションサービスを一気通貫で提供するソリューションベンダーとなります。

ARアドバンストテクノロジ(5578)IPOサービス内容

このARアドバンストテクノロジ(5578)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

ARアドバンストテクノロジ(5578)のブルベア要素とIPO参加スタンス

ARアドバンストテクノロジ(5578)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,080円としてオーバーアロットメント含め9.1億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて7,335枚と多くはないため、IPO当選の確度は低めとなりそうです。

そして今回もこのARアドバンストテクノロジ(5578)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がクラウドやAI(人工知能)を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を行うソリューションベンダーと、IPO市場では鉄板で人気の業態。株価設定に割安感もあり、公開規模もIPO想定価格(1,080円)ベースで9.1億円と軽量サイズで大きな売り圧力もありません。

上場日は6月23日(金)で前日(22日)上場のアイデミー(5577)が初日値付かずとなる可能性はあるものの、一応6月IPOの中では数少ない単独上場予定となり、需給面での不安は乏しく、需給ひっ迫となる可能性が高そうです。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては2023年後半戦(ゴールデンウィーク以降)のIPOがまだ始まっておらず、IPO地合いがわからないということぐらいでしょうか。もちろん地合いが悪くてもさすがに公募割れするようなIPO銘柄では無いと思いますが。

実はIPO新規上場承認発表された際のARアドバンストテクノロジ(5578)の記事の中に企業の紹介動画があるのですが、当時利用させて頂いていた動画が古く、新しい動画を作ったので、よければ新しい動画をご利用下さい。と、親切なご連絡を頂いています。このような個人ブログにまで気を遣って頂ける企業は滅多と無いので、個人的にはとても良い企業と見ています。

上記のことからやや忖度は入ってしまいますが、管理人の個人的なこのARアドバンストテクノロジ(5578)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定です。これはもう6月IPOの中でも是が非でも引き当てたいIPO案件という位置付けと個人的には思っています。

ARアドバンストテクノロジ(5578)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのARアドバンストテクノロジ(5578)のIPO株(公募株及び売り出し株)7,335枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
みずほ証券(主幹事6,162枚84.0%
大和証券440枚6.0%
SBI証券147枚2.0%
楽天証券100%完全抽選147枚2.0%
マネックス証券100%完全抽選147枚2.0%
松井証券前受け金不要73枚1.0%
岡三証券73枚1.0%
丸三証券73枚1.0%
岩井コスモ証券73枚1.0%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,100枚あります。

積極的にARアドバンストテクノロジ(5578)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるみずほ証券からのIPO申し込みは外せません。その他平幹事の中には抽選割合の多いネット証券(SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券)もほぼオール布陣体制となっており、松井証券以外は持ち分が100枚以上あるため、期待値を低めにして狙ってみても面白そうです。

ARアドバンストテクノロジ(5578)のIPO仮条件決定

ARアドバンストテクノロジ(5578)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,080円
IPO仮条件:1,080円~1,260円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は9.1億円~10.6億円となりました。

ARアドバンストテクノロジ(5578)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

ARアドバンストテクノロジ(5578)の第二弾初値予想が発表されたようです。

3,000円~4,000円

IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更はありません。

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