クリーマ(4017)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(3,250円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、いつものように個人的な私見も含めてIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)配分数などを考察してみたいと思います。今回も一応IPO主幹事がSBI証券ということで簡単なIPOチャレンジポイント考察付きです。

本来であれば初値予想記事は仮条件決定日の前営業日前後に配信させて頂いているのですが、そろそろ年末のIPOラッシュに入る可能性があるため、IPO新規上場承認記事ラッシュになる前に前倒しで先行配信とさせて頂いております。

クリーマ(4017)の上場日は11月27日(金)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家の間では話題になりやすいSBI証券となっております。すでにIPO愛好家の間ではMITホールディングス(4016)同様に話題になっています。

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※現在IPO(新規上場)観測が出ているウェルスナビの主幹事予定。

尚、このクリーマ(4017)のIPO申し込み期間は11月11日(水)~11月17日(火)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れの無いようご注意下さい。申し込み日によっては他3社のIPOとの申し込み被りがあるため、上手に調整しながら資金移動する必要があります。

クリーマ(4017)のIPO(新規上場)初値予想

クリーマ(4017)のIPO(新規上場)初値予想

クリーマ(4017)のIPO想定価格は3,250円となっているため、現時点では公募価格の1.2倍~1.5倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めの第一弾初値予想となっており、個人的な評価についてもやや弱めC級評価に設定させて頂いております。

このクリーマ(4017)のIPO仮条件は週開け11月9日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

クリーマ(4017)の事業内容はハンドメイドマーケットプレイス「Creema」の運営、及びクリエイターのエンパワーメントを目的とする各種サービスの提供ということでセクターは情報・通信業となりますが、純粋なネット関連のような派手さはありません。

このクリーマ(4017)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

クリーマ(4017)の公開規模はIPO想定価格ベース(3,250円)で59.7億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としてはやや大型となり、荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて16,727枚と比較的多くあります。

上述の通り事業内容はハンドメイドマーケットプレイス「Creema」の運営でビジネス形態は「CtoC」となることから雰囲気的にはやや地味なイメージですが、某情報ではハンドメイド専業としては初モノとなることから話題性があり人気化する可能性が高いという見解もあるようです。確かにここ最近の巣ごもり消費も手伝ってか出品数も増えていますね。

CtoCとは

「Consumer to Consumer」の略で一般的には消費者(Consumer )の間で行われる取引のことを言います。わかりやすく言うとネットオークションやフリーマーケットなどがCtoCの代表例となります。

ただ一方でやはり気掛りなのはIPO株の内訳が公募株113,000株に対して売り出し株は1,559,700株とおよそ13.8倍ほどあり、売り出し株のおよそ83%がベンチャーキャピタル投資ファンド)保有株となることからIPO市場では毛嫌いされやすい出口(イグジット)案件色が強い点です。

今回のIPO新規上場)に際する売り出し株として一部を放出しますが、それでもまだ192万株ほど残り、90日間のロックアップが掛かっているものの公開価格の1.5倍以上となれば解除され売却可能となるため、初値は1.5倍がひとまずの目標となりそうな感じです。

そしてやはりクリーマ(4017)のIPO主幹事がSBI証券ということでMITホールディングス(4016)同様にIPOチャレンジポイントを使用するべきかどうかもIPOを申し込む際のポイントとなりそうです。

とりあえず2018年以降のSBI証券主幹事銘柄をネット情報や読者様情報を基にしたIPOチャレンジポイント使用時の配分数とポイントボーダー数を参考までに掲載させて頂いておきます。精度はそれなりにあると思いますが公式発表でない点はご了承下さい。

IPOチャレンジポイント2020.11.04

今回のクリーマ(4017)のIPO株数を過去銘柄と見比べて見るとIPOチャレンジポイントを使用した際のIPO当選株数は300株以上の配分となる可能性が高そうです。すでに様々な観点から見た時の法則が崩れているのでもちろん300株配分が確約されているわけではありませんので誤解のないようお願い致します。

想定価格ベース(3,250円)で1.5倍の初値と仮定すると100株あたりの初値売却益はおよそ160,000円。仮に300株配分となると3倍の480,000円とそれなりにまとまった利益となります。もちろんこの初値1.5倍は勝手な管理人の憶測に過ぎません。

さらに勝手な憶測を進めますとポイントインフレ化が進んでいることやMITホールディングス(4016)のポイント落選組がなだれこんでくることも考えられるため、IPOチャレンジポイントの使用を考えられている方はボーダー数を考えているよりも上目線に置いた方が良いかもしれません。特にMITホールディングス(4016)が複数配分だった際はこのクリーマ(4017)の複数配分期待値がさらに上がることが想定されるため余計に上積みされるかもしれません。

300株配分以上になると最低でも400ポイント~450ポイントは超えて来そうな気がしますが、200株配分以下なら400ポイント未満での勝負もできそうな感じがしています。200株配分と300株配分では雲泥の差なので使用ポイントの判断が難しいところですね。

一方でIPO株数が多いことから単元株狙いであればIPOチャレンジポイントを使用しなくても運次第ではIPO当選も十分狙えそうですし、資金力のある方ならポイント未使用での複数配分の可能性もありそうです。

いずれにしても管理人の個人的なこのクリーマ(4017)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行きますが、IPOチャレンジポイントの使用不使用はまだ決めていません。

クリーマ(4017)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのクリーマ(4017)のIPO株(公募株及び売り出し株)16,727枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SBI証券主幹事14,219枚85.0%
大和証券836枚5.0%
みずほ証券585枚3.5%
SMBC日興証券418枚2.5%
エース証券167枚1.0%
岩井コスモ証券167枚1.0%
岡三証券167枚1.0%
丸三証券84枚0.5%
水戸証券84枚0.5%
岡三オンライン証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,672枚あります。

IPO株数は比較的多く、IPO幹事団(シンジケート)も10社と多めですが、珍しく100%完全抽選の証券会社が1社もありません。このことから狙い目の証券会社はIPO主幹事のSBI証券はもちろんのことですが、あと望みがありそうなのは2番手幹事の大和証券といったところになりそうです。

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<追記>
クリーマ(4017)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:3,250円
IPO仮条件:3,250円~3,570円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は59.7億円~65.6億円となりました。

<追記>
クリーマ(4017)の第二弾初値予想が発表されたようです。

4,800円~5,300円

IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはC級評価で変更無し、IPO参加スタンスも引き続き全力申し込みで変更はありませんが、IPOチャレンジポイントの使用不使用はまだ未定です。

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