IPO（新規上場）初値17社連続公募割れ無し！IPO市場は好調なのか！？

本日（10月14日）の日経平均株価は27,090.76円で前日比+853.34円と久しぶりに大幅反発となりました。昨日の米国株高に引っ張られた格好ですね。対して為替（ドル円）はいよいよ147円を超えて来ました。完全に前回の145円での為替介入を帳消しにしてしまっています。どこまで円安が進む（進ませる）のでしょうか。

と、このあたりの見解は専門の方にお任せし、記事タイトル「IPO（新規上場）初値17社連続公募割れ無し！IPO市場は好調なのか！？」に話を戻します。

最近のIPO（新規上場）は7月8日（金）に上場したINTLOOP（9556）を最後に初値はすべて好スタートとなっています。7月28日（木）上場のHOUSEI（5035）から10月12日（水）上場のソシオネクスト（6526）まで17社が上場していますが、同値も公募割れも1社としてありません。実に17連勝です。なかなかの成績ですね。

この17社の中には怪しいIPO案件もいつくかありましたが、すべて堅調スタートと、悪環境の中、なんだかんだと公募割れを回避しています。それでもなんとなく全体相場の方向性の無さもあってか肌感的にはIPO市場がそこまで好調とは素直に思えず、いつもモヤモヤした感じがあります。原因が何かはハッキリしませんが、初値形成後の株価が原因なのかもしれないと考え、17社の今の株価を初値価格と比較してみることにしました。

17連勝しているIPO銘柄の上場時株価と現在株価の比較

上記表の現在価格欄は本日10月14日（金）の終値ベースで「初値価格以上」で推移している銘柄を赤文字で表示しています。上記の通り「初値価格以上」で推移している赤文字はわずか4社で残り13社はすべて初値価格を割り込んでいます。やはりこれがIPO市場がイマイチ盛り上がっていないと感じる理由の一つなのかもしれません。

赤文字が増えないことには初値買い妙味が薄れてしまい、またIPO市場は冷めた市場になる可能性もあります。と言っても銘柄に魅力が無ければ投資家から買われることも無いでしょうし、IPO愛好家としては静観するしか無いですが。17連勝していると言う事実があるだけでもまだ救いでしょうか。

来週10月19日（水）上場するSBIリーシングサービス（5834）は微妙案件と言われていますが、引き続き好スタートとなることを願っています。このSBIリーシングサービス（5834）を無事通過すれば11月15日（火）上場のPOPER（5134）までは安パイ銘柄が続きそうなので、24連勝までは目指せる可能性は十分ありそうです。

今日は流れ的にも週末ということでIPO新規上場承認発表がいくつか来るかと待機していましたが、残念ながら1社もありませんでしたので、繋ぎ的な雑記となってしまいました＾＾；

ちょうどこの記事が配信される頃（18時）にはユニコーン（Unicorn）社で株式会社ディビイの申し込みが始まります。それなりに反響は多かったので、早期終了となる可能性も現実味がありそうです。管理人自身も申し込みますが、友人も申し込みたいと水曜日に会員登録を行ったところ、まだ完了していないとのことでした。早期終了とはいえ上限は6,000万円まであるので、さすがに数日は掛かると思っていますが、どうなるでしょうか。