ROBOT PAYMENT（4374）IPO上場承認発表と初値予想！国策に売りなし！？

ROBOT PAYMENT（4374）がIPO（新規上場）承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日（8月24日）IPO新規上場承認発表された3社のうちの2社目です。

3社中1社のジィ・シィ企画（4073）のIPO詳細についてはすでに下記記事でご紹介させて頂いておりますので、よろしければご覧下さいませ。

残り1社のプロジェクトカンパニー（9246）のIPO詳細についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。

ROBOT PAYMENT（4374）の上場日は9月28日（火）でデジタリフト（9244）とリベロ（9245）とジィ・シィ企画（4073）と4社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。今回もIPOチャレンジポイントの話題で盛り上がりそうですね。

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ROBOT PAYMENT（4374）のIPO（新規上場）情報

設立：2000年10月23日
業種：情報・通信業
事業の内容：インターネット決済代行サービス及び請求関連業務の自動化・効率化クラウドサービス（請求管理ロボ）の提供

そしてこのROBOT PAYMENT（4374）のIPO主幹事はSBI証券ということで、毎度のことながら無駄にIPO幹事団（シンジケート）が多いパターンで、現時点ですでに10社。

そこにIPO主幹事がSBI証券となることからSBIネオトレード証券、IPO幹事団（シンジケート）の中に大和証券が入っているため、グループ会社となるCONNECT（コネクト）もIPO委託幹事（裏幹事）入りとなる可能性も高いことから、最終的には12社まで増えそうです。

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ROBOT PAYMENT（4374）のIPO（新規上場）事業内容等

ROBOT PAYMENT（4374）は顧客となる事業者が購買者に対して、インターネットを介してクレジットカードなどで決済ができる仕組み「インターネット決済代行サービス」の提供をしており、ビジネス向けの機能を備えたサービス「ペイメント事業」と一連の請求業務の効率化・自動化を実現するサービスをSaaS形式で提供する「フィナンシャルクラウド事業」を行っております。

※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

【手取金の使途】
差引手取概算額168,112千円及び第三者割当増資の手取概算額上限53,433千円を合わせた手取概算額合計上限221,545千円については、①新規顧客獲得のための広告宣伝費、②事業拡大に係る採用費及び人件費、③設備投資資金に充当する予定であります。
なお、上記調達資金は、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
（ROBOT PAYMENTのIPO目論見書より一部抜粋）

ROBOT PAYMENT（4374）のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

ROBOT PAYMENT（4374）の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,760円としてオーバーアロットメント含め4.4億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては超小型サイズとなり荷もたれ感はまったくありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて2,200枚しかなく希少性も十分あります。

上述の通りROBOT PAYMENT（4374）は「インターネット決済代行サービス」及び請求関連業務の自動化・効率化クラウドサービス「請求管理ロボ」の提供ということで、事業内容の一部が既出のジィ・シィ企画（4073）と似ており、人気化しやすいフィンテック関連となります。

「インターネット決済代行サービス」はキャッシュレスという政府が推進する国策にもなることから「国策に売りなし」で「請求管理ロボ」はクラウド関連とともに人気化しそうな業態となります。社名の「ROBOT PAYMENT」もIPO的にはドストライクな社名ですね。

「請求管理ロボ」については請求、集金業務など経理業務の効率化などDX（デジタルトランスフォーメーション）化ということで人気のクラウド（SaaS型）サービスとなっており、すでに500社以上の導入実績があります。

「インターネット決済代行サービス」についても中小企業、大企業に関わらず現在のコロナ禍を反映しているかのようにオンライン決済サービスを利用する企業が増えており、すでに12,000社以上の導入実績があります。

ただせっかくこのROBOT PAYMENT（4374）のようなIPOドストライク案件が登場しても最近のIPO地合いを見ていると素直に喜べない部分がありますね。先日上場した人気IPO2社は初値形成後揃ってストップ安に陥落。昨日のIPO案件も不人気業態とはいえ、公開規模4億円以下の小型サイズでJASDAQスタンダード上場だったものの初値買いに入った資金はわずか3億円ほどで、公開価格に対しての上昇率も106%とある意味IPO市場では非常事態と言えるレベルです。

IPO市場は1日で環境が変わるとはいえ、何かしらのキッカケが無いと回復は厳しいという世界でもあります。しかもROBOT PAYMENT（4374）の上場日は9月28日（火）でデジタリフト（9244）とリベロ（9245）とジィ・シィ企画（4073）と4社同日上場とKYな過密スケジュールもしっかり初値抑制の加勢をしてくれています。

公開規模は超小型でセクターは情報・通信業の人気業態、地合いを無視すれば初値評価はA級評価で初値は高騰する可能性が高い内容となりますが、現時点では何とも言えない感じです。それでもさすがに公募割れは無いと考えられるため、管理人の個人的なこのROBOT PAYMENT（4374）のIPO参加スタンスはもちろん全力申し込みで行く予定で考えています。IPO主幹事は個人的に相性の良いSBI証券なので、期待してはいけないのですが、どうしても期待してしまいます＾＾；

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本来ならSBI証券主幹事案件でIPOチャレンジポイントの使用も考えたいところですが、今の地合いだとやはり使用には躊躇してしまいますね。IPOチャレンジポイントに関する考察についてはまた改めて初値予想記事の際に記載させて頂きたいと思います。それまでに少しでも地合いが好転していることを願っています。

ちなみにこのROBOT PAYMENT（4374）の記事を書いてから、ネットで表示される広告の各所にイメージキャラクターとなっている俳優の小泉孝太郎さんが出て来るようになりました＾＾；
ネット広告恐るべしですね。

＜追記＞
やはりSBIネオトレード証券がこのROBOT PAYMENT（4374）のIPO裏幹事（委託幹事）になると公式サイトで正式に発表がありました。

ROBOT PAYMENT（4374）のIPO取り扱い決定（SBIネオトレード証券）

＜追記＞
やはりCONNECT（コネクト）もこのROBOT PAYMENT（4374）のIPO裏幹事（委託幹事）になると公式サイトで正式に発表がありました。

ROBOT PAYMENT（4374）のIPO取り扱い決定（大和コネクト証券）

ROBOT PAYMENT（4374）のIPO（新規上場）業績等

ROBOT PAYMENT（4374）のIPO経営指標

ROBOT PAYMENT（4374）のIPO売上高及び経常利益