KOMPEITO(618A)のIPO(新規上場)が承認されました。上場日は9月11日(金)、上場市場は東証グロース、IPO主幹事はSBI証券です。当記事では、初値予想をはじめ、仮条件、公開価格、抽選結果、初値結果まで、判明した情報を上場日まで随時追記していきます。
<注目点>
月次サブスク売上が69カ月連続増収となっている「OFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)」の成長と、2026年8月期第3四半期累計での黒字化です。
<初値の見え方>
業績成長は強い一方、75.1億円の吸収金額とVC中心の大型売出しが重荷です。
<参加判断の軸>
成長性よりも、公開株数の多さと既存株主の出口色をどこまで吸収できるかが重要になります。
KOMPEITO(618A)のIPO基本情報

| IPO基本情報 | ||
| 上場市場 | 東証グロース | |
| 証券コード | 618A | |
| 会社名 | KOMPEITO(こんぺいとう) | |
| 設立年月日 | 2012年9月3日 | |
| 業種 | サービス業 | |
| 事業の内容 | オフィスに設置した冷蔵庫・冷凍庫で、サラダや弁当等の健康的な食事を提供する設置型健康社食「OFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)」を軸とした食の福利厚生サービスの運営 | |
| 公募株数 | 50,000株 | |
| 売出株数 | 4,139,300株 | |
| OA売出 | 628,200株 | |
| 海外募集 | あり(売出株数4,139,300株の一部、株数未定) | |
| IPO承認日 | 8月12日(水) | |
| 上場日 | 9月11日(金) | |
| 仮条件決定日 | 8月26日(水) | |
| BB期間 | 8月27日(木)~9月2日(水) | |
| 公開価格決定日 | 9月3日(木) | |
| 購入申込期間 | 9月4日(金)~9月9日(水) | |
| 上場時発行済株式数 | 9,898,300株 | |
| 時価総額 | 154.4億円 | |
| 吸収金額 | 75.1億円 | |
| 想定価格 | 1,560円 | |
| IPO幹事証券・配分数 | ||
| 幹事証券名 | 配分数 | 配分割合 |
| SBI証券(主幹事) | 38,549枚 | 92.0% |
| 九州FG証券 | 418枚 | 1.0% |
| 静銀ティーエム証券 | 418枚 | 1.0% |
| 中銀証券 | 418枚 | 1.0% |
| 西日本シティTT証券 | 418枚 | 1.0% |
| 八十二証券 | 418枚 | 1.0% |
| ひろぎん証券 | 418枚 | 1.0% |
| 松井証券 | 418枚 | 1.0% |
| マネックス証券 | 418枚 | 1.0% |
| SBIネオトレード証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
IPO一次情報
KOMPEITO(618A)のIPO(新規上場)に関する有価証券届出書に基づき、一次情報から読み取れる需給、事業、収益、および市場での評価について分析を行います。本記事は届出書提出時点の想定発行価格1,560円を前提とし、公開されたデータに基づき構成しています。
需給の全体像
公募50,000株に対して売出しは4,139,300株と、公開株のほぼすべてが既存株主からの売出しです。OA628,200株を含めると公開株数は4,817,500株、想定価格1,560円ベースの吸収金額は75.1億円となります。東証グロースのIPOとしてはかなり重い需給です。
特に注意したいのは売出主体です。JICベンチャー・グロース・ファンド、ニッセイ・キャピタル各ファンドなど、多数のVC・投資ファンドが売出人となっています。有価証券届出書では、上場前の発行済株式総数に占める投資ファンドの保有比率は約66%とされています。
ロックアップは360日、180日、90日と株主ごとに異なり、一部のVCには90日かつ公開価格の1.5倍以上で解除される条件があります。上場時の売出規模が大きいことに加え、上場後も潜在的な売り圧力を意識する必要があります。
事業の見え方
KOMPEITO(618A)の主力は、オフィスに冷蔵庫や冷凍庫を設置し、サラダ、フルーツ、弁当、惣菜などを提供する「OFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)」です。2025年8月期の売上高構成比は95.4%を占めており、実質的には同サービスへの依存度が高い事業構造です。
2026年5月末時点の本契約社数は6,644社、ARRは89.2億円、月次定期解約率は1.1%です。全国270社の営業提携先を持ち、地方銀行などを経由した顧客開拓を進めています。全国の配送ネットワークを構築している点も事業上の特徴です。
一方、生鮮食品を扱うため、原材料価格や配送費の上昇、食品事故、物流網の確保など、SaaS型サービスとは異なる実物配送のリスクがあります。また、売上の大部分を「OFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)」に依存している点も確認しておきたいところです。
収益面
KOMPEITO(618A)の2025年8月期の連結売上高は5,737,362千円で前期比85.0%増となりました。一方、営業損失225,354千円、経常損失245,758千円、純損失161,026千円と赤字が続いていました。
ただし、2026年8月期第3四半期累計では売上高7,047,954千円、営業利益671,002千円、経常利益665,883千円、四半期純利益554,959千円まで改善しており、利益面は大きく転換しています。2026年8月期は売上高9,645百万円を目標としており、成長率の高さは評価材料です。
公募による手取概算額61,760千円は、OFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)の導入拠点拡大に向けた広告宣伝費に全額充当する予定です。ただし、公募規模そのものが小さく、IPOによる資金調達より既存株主の売出し色が強い資本政策です。
評価ポイント
KOMPEITO(618A)のプラス材料は、契約社数とARRの継続的な増加、低い解約率、直近での黒字転換です。食事補助の非課税限度額が2026年4月から月額3,500円から7,500円へ引き上げられたことも事業環境には追い風です。
一方、最大の注意点は需給です。吸収金額75.1億円、売出主体の多くがVC・投資ファンド、公募はわずか50,000株という構成から、成長企業への資金調達というより既存株主の出口としての性格が強く見えます。業績面の改善だけでこの供給量を吸収できるかが焦点になります。
プレ初値予想
KOMPEITO(618A)の初値評価は弱気D級とします。
事業面では売上成長、契約社数の増加、黒字転換が評価できます。一方、需給面では75億円を超える吸収金額と大量のVC売出しが明確なマイナス材料です。想定時価総額154.4億円に対して事業規模は一定程度ありますが、初値段階では成長性以上に売出規模の大きさが意識されると考えます。
初値予想:1,500円~1,700円
想定価格1,560円を大きく上回るには、BB段階で相応に強い需要が確認される必要があります。需給は重いものの、直近の黒字転換と高い売上成長が下支え材料となるため、大幅な公募割れまでを中心シナリオとは見ていません。現時点のIPO参加スタンスは見送り寄りです。
KOMPEITO(618A)の初値予想:第1弾
1,400円~1,600円
仮条件価格
1,560円~1,600円
(上限突破なし)
公開規模:75.1億円~77.0億円
KOMPEITO(618A)の初値予想:第2弾
1,470円~1,600円
仮条件決定後のAI診断
仮条件は1,560円~1,600円に決定した。想定価格1,560円に対して下限が同値、上限が40円上振れしており、仮条件の評価は「強気」とする。ただし上振れ幅は2.5%程度にとどまり、価格設定だけで需給不安を打ち消すほどではない。仮条件上限1,600円ベースの吸収金額は77.0億円(OA含む)となり、東証グロース案件としては依然として重量感がある。
公開株は公募50,000株に対して売出し4,139,300株、OA628,200株で、資本政策は明確に売出し主体。公募による会社への資金流入は小さく、仮条件平均価格ベースの差引手取概算額も62,680千円にとどまる。
調達資金は「OFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)」の導入拠点拡大に向けた広告宣伝費へ充当される予定だが、IPOそのものを大型の成長資金調達と見るのは難しい。今回新たにKOMPEITO従業員持株会への親引けが設定され、最大21,700株が販売される予定となったものの、公開規模全体から見れば需給改善効果は限定的だ。
最大の弱点はやはり出口性。JICベンチャー・グロース・ファンドやニッセイ・キャピタル各ファンドなど多数のVCが売出人となっており、上場時点で大量の既存株が市場に放出される。さらに一部VCには90日かつ公開価格の1.5倍以上で解除されるロックアップが設定されているため、初値が大きく上昇した場合は追加の売り圧力も意識される。
一方、売出し中心だから即ネガティブと決めつける必要もなく、上場後も一定量を保有する主要ファンドが残る点は、完全な一斉退出とは異なる。
事業面では、設置型健康社食「OFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)」の契約拡大と直近の黒字転換が評価材料。ただし、成長期待を織り込むには次期業績の確認が必要で、現時点では高成長をどこまで公開価格に織り込むべきか不透明さが残る。
短期では77.0億円の吸収金額とVC売出しが重く、中期では契約社数の増加、低い解約率、食事補助の非課税限度額引き上げによる事業拡大余地を評価する構図になる。成長期待というポジティブ材料にも、公開規模とのバランスという弱点がある。
IPO地合いについては、上場間隔が空いた後の案件であることは資金集中の面で一定のプラス材料になる。ただし、仮条件上限1,600円ベースで77.0億円(OA含む)という公開規模と、VC主体の売出し構成を考えると、需給面の重さを覆すほどの材料とは見にくい。
公開価格が上限1,600円で決まる前提なら、初値予想は1,470円~1,600円程度とする。下値要因は、大型の売出し、VCの出口性、次期業績未開示による評価の難しさ。上値要因は、直近の黒字転換、契約拡大、食事補助の非課税限度額引き上げによる中期的な成長期待となる。
事業成長は評価できるものの、短期では需給負担を優先して見る。公開価格を上回る初値形成には慎重で、公募価格近辺からやや下の水準を中心に想定する。
公開価格
1,600円
(上限決定)
引受価格:1,472.00円
公開規模:77.0億円(国内:60.7億円)
<国内海外販売数>
国内売出株式数:3,118,800株
海外売出株式数:1,020,500株
総株数(4,817,500株)に対する海外販売配分率:21.1%
<当該ブックビルディングの特徴>
①申告された総需要株式数が、公開株式数を十分に上回る状況であったこと。
②申告された総需要件数が多数にわたっていたこと。
③申告された需要の価格毎の分布状況は、仮条件の上限価格に集中していたこと。
IPO抽選結果
補欠当選
SBI証券のIPOチャレンジポイント狙いで申し込んだものの、結果は「補欠当選」となりました。今回は補欠の全プレと見ており、少し怪しい匂いもするため、ポイントを捨てて辞退することにしす。
KOMPEITO(618A)の初値予想:第3弾
1,472円~1,600円
直前初値予想
上場日前日に追記します。
上場日の気配運用
上場日前日に追記します。
KOMPEITO(618A)のIPO初値結果
初値形成後に追記します。

証券コード 618A
会社名 KOMPEITO(こんぺいとう)
初値予想:1,500円~1,700円
想定価格1,560円を大きく上回るには、BB段階で相応に強い需要が確認される必要があります。需給は重いものの、直近の黒字転換と高い売上成長が下支え材料となるため、大幅な公募割れまでを中心シナリオとは見ていません。現時点のIPO参加スタンスは見送り寄りです。
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◎げったー先生は、只今現在、【見送り!!!。】スタンスですね!!!。
◎SBI証券主幹事~5000(株)
松井証券~2000(株)
マネックス証券~2000(株)
ブックビルド参戦予定です。。。。
その他は、無名どころの、その他大勢ですね!!!。
SBI証券はIPOチャレンジポイントの関係があるので申し込みますが、それ以外は今のところスルーの予定です。