ファンペップ（4881）のIPO（新規上場）初値予想とIPO幹事配分数！

ファンペップ（4881）のIPO（新規上場）第一弾初値予想がIPO想定価格ベース（315円）ですが、大手初値予想会社より発表されたようです。

ファンペップ（4881）の上場日は12月20日（金）でINCLUSIVE（7078）とスペースマーケット（4487）の3社同日上場となります。上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はみずほ証券となっております。ちなみにこのファンペップ（4881）のIPO申し込み期間は12月4日（水）～12月10日（火）ですので申し込みを考えている方はお忘れなく。

ファンペップ（4881）のIPO（新規上場）初値予想

ファンペップ（4881）のIPO（新規上場）初値予想

ファンペップ（4881）のIPO想定価格は315円となっているため、現時点では1.1倍～1.4倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めの初値予想となっており、個人的な評価についてもやや弱めC級評価に設定させて頂いております。

このファンペップ（4881）のIPO仮条件は明日12月2日（月）に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

ファンペップ（4881）の事業内容は機能性ペプチドを用いた医薬品等の研究開発事業と創薬系バイオベンチャーで人気度合いはかなり地合いに左右されるセクターとなります。詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

ファンペップ（4881）の公開規模はIPO想定価格（315円）ベースで16.3億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型～中型サイズとなりますが、荷もたれ感を感じるほどのサイズではありません。しかしながら業績はバイオベンチャーにありがちな赤字での上場となります。

ファンペップ（4881）は創薬系バイオベンチャーということでもちろんベンチャーキャピタルの保有株はありますが、売り出しには一切参加していないことから出口（イグジット）案件ではありません。ベンチャーキャピタル含めた既存株主にはロックアップが掛かっており、公開価格の1.5倍以上になれば解除されますが、初値形成後でないと売却できません。これにより上場時の余計な売り圧力はありません。

IPO株数が公募株のみで45,050枚あるため、12月IPOの中でもIPO当選は比較的容易かと思いきや、IPO主幹事のみずほ証券は500株1セットでの配分となっているため、やはりIPO当選は狭き門となりそうです。100株1セットであれば当選の喜びを感じることができたかもしれませんね。

ファンペップ（4881）の上場日は12月20日（金）で3社同日上場となりますが、この3社はいずれも吸収金額が少なめであることは救いかもしれません。とは言うものの13社が上場する魔の12月第三週最終日となる点は相変わらず注意が必要となりそうです。ただ単価がまだIPO想定価格ベースですが、315円と低いため個人投資家からの買いは入りやすいかもしれませんね。

いすれにしてもこの規模でこの単価であれば需給不安は無さそうなので、初値はプラスリターンとなりそうです。よって管理人の個人的なこのファンペップ（4881）のIPO参加スタンスは全力申し込みで行きたいと思います。

ファンペップ（4881）のIPO（新規上場）幹事配分数

そして推定となりますがこのファンペップ（4881）のIPO株（公募株）45,050枚のIPO引き受け幹事団（シンジケ－ト）への割り当て数が以下の通り発表されています。

上記とは別でOA（オーバーアロットメント）分が6,750枚あります。

せっかくこれだけ多く（45,050枚）のIPO株数がありながらIPO主幹事みずほ証券の500株1セット配分も残念ですが、100%完全抽選の証券会社が無いのも残念ですね。