モビルス（4370）IPO上場承認発表と初値予想！チャットボット市場売上シェアNo.1！

モビルス（4370）がIPO（新規上場）承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。

本日は久しぶりにIPO新規上場承認発表があったと思えば、これまた東証お得意の2社同日発表の2社同日上場です。そしてそれぞれ9月第一号IPOとなるため、8月は4社のみとなることがほぼ確定となりました。

モビルス（4370）に関しては当記事でご紹介させて頂きますが、もう1社のメディア総研（9242）のIPO詳細記事についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。

モビルス（4370）の上場日は9月2日（木）でメディア総研（9242）と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は久しぶりの登場となるIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。大和証券主幹事IPOは6月10日（木）上場のワンダープラネット（4199）以来ですね。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 大和証券公式サイト

モビルス（4370）のIPO（新規上場）情報

設立：2011年9月16日
業種：情報・通信業
事業の内容：コンタクトセンター向けSaaSプロダクト（モビシリーズ）などのCXソリューションの提供

そして上記をご覧の通りこのモビルス（4370）のIPO主幹事が大和証券となっていることからグループ会社となるCONNECT（コネクト）のIPO幹事入り、そしてIPO幹事団（シンジケート）の中には三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入っているため、グループ会社となるauカブコム証券のIPO幹事入りがそれぞれ期待できそうです。特にCONNECT（コネクト）のIPO幹事入りはほぼ確定でしょうかね。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 大和コネクト証券公式サイト

詳細や口座開設はコチラ ⇒ auカブコム証券公式サイト

当ブログ限定タイアップキャンペーン開催中！

モビルス（4370）のIPO（新規上場）事業内容等

モビルス（4370）は主にコンタクトセンターに向けてSaaS（Software as a Service）と呼ばれるクラウド環境下で提供される独自ソリューションの提供と、顧客のROI（Return On Investment、投資収益率）を実現する上で不可欠なコンサルテーションサービス、データ構築サービス及びカスタマイズ開発サービスなどを含むプロフェッショナルサービスを展開しております。

【手取金の使途】
手取概算額368,600千円及び第三者割当増資の手取概算額上限174,112千円については、①当社SaaSプロダクトのバージョンアップ（新規機能追加等）のソフトウエア投資に394,712千円（2022年8月期312,000千円、2023年8月期82,712千円）、②借入金返済に148,000千円（2022年8月期48,000千円、2023年8月期100,000千円）に充当する予定であります。
なお、具体的な資金需要の発生及び充当までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
（モビルスのIPO目論見書より一部抜粋）

モビルス（4370）のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

モビルス（4370）の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,060円としてオーバーアロットメント含め13.4億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなるため荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて11,018枚と一応万枚超えとなっております。

上述の通りモビルス（4370）の事業内容はコンタクトセンター向けSaaSプロダクト（モビシリーズ）などのCXソリューションの提供ということで、企業のコンタクトセンターや自治体向けに、人工知能（AI）による自動応答とオペレーターによる有人対応がシームレスに切り替え可能なチャットサポートツール「mobi Agent（モビエージェント）」や、AI電話自答応答システム「mobi Voice（モビボイス）」、問い合わせ導線を一元化しガイダンスとフローをビジュアル化する「Visual IVR」をはじめとしたカスタマーサポート支援のソリューション開発を行っています。IPO市場では人気の高いSaaS関連となります。

※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

このSaaSプロダクト（モビシリーズ）は大手企業を中心に金融、メーカーから自治体など幅広い業種で利用され、すでに200件以上の導入実績があり、3年連続でチャットボット市場売上シェアNo.1を獲得しています。チャットボットとはAI（人工知能）を活用した「自動会話プログラム」のことを言います。

余談ですが、何度見てもこの「モビルス」という社名が「モビルスーツ」に見えて仕方ありません。記事を書いていてもガンダムばかりが頭に思い浮かびます。同じこと考える方がいるかどうかはわかりませんが、もしいらっしゃるなら間違いなくアラフィフ世代でしょう＾＾；

株主の中にベンチャーキャピタルの保有株が9社1,417,596株あり、今回のIPO（新規上場）に際する売り出しで155,400株放出しますが1,262,196株が残ります。そのうち366,228株には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっていますが、残る895,968株は90日間のロックアップが掛かっているものの公開価格の1.5倍となれば解除され売却可能となります。

ベンチャーキャピタルの保有株が多いものの、今回のモビルス（4370）の募集株の内訳は公募株360,000株に対して売り出し株741,800株と売り出し比率およそ2.0倍しかなく、オーバーアロットメント含めてもオファリング・レシオは22.7%と低めです。事業内容及び公開規模を考えるとひとまずの初値評価はA級評価で問題ないでしょうか。

よってとりあえず現時点での管理人の個人的なこのモビルス（4370）のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。久しぶりに相性抜群の大和証券主幹事案件ということで、ひと昔前なら期待値が上がっていたのですが、チャンス抽選も廃止され、抽選割合も減少したことから、実のところ個人的にはそれほど期待値は上がっていません＾＾；

それよりも気持ち的にはまずCONNECT（コネクト）で当選の二文字を見てみたいとうのが正直なところです。意外と早い段階でご紹介させて頂いていたはずなのですが、管理人はまだ一度も当選したことがありません。大和証券主幹事のときはそこそこ持ち分があるはずなのですけどね。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 大和証券公式サイト

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 大和コネクト証券公式サイト

＜追記＞
やはりCONNECT（コネクト）がこのモビルス（4370）のIPO裏幹事（委託幹事）になると公式サイトで正式に発表がありました。大和証券主幹事案件だけに期待できそうですね。

モビルス（4370）のIPO取り扱い決定（大和コネクト証券）

＜追記＞
auカブコム証券もこのモビルス（4370）のIPO裏幹事（委託幹事）になると公式サイトで正式に発表がありました。

モビルス（4370）のIPO取り扱い決定（auカブコム証券）

モビルス（4370）のIPO（新規上場）業績等

モビルス（4370）のIPO経営指標

モビルス（4370）のIPO売上高及び経常損益