estie(658A)のIPO(新規上場)が承認されました。上場日は11月6日(金)で、東証グロース市場への上場を予定しています。IPO主幹事はSMBC日興証券とみずほ証券の2社共同主幹事です。

想定価格は1,070円で、想定価格ベースの吸収金額はOAを含め70.0億円です。事業の内容は「不動産プラットフォーム事業(独自構築した商業用不動産データベースを活用したVertical Dataソリューション、エンタープライズ実装及び専門情報サービスの提供)」となっています。

当記事ではestie(658A)のIPO初値予想を中心に、仮条件、公開価格、抽選結果、初値結果まで随時更新します。

estie(658A)のIPO判断ポイント

<注目点>
売上高が高成長を続け、2026年上期には営業損益がほぼ均衡まで改善しています。不動産データとAIを組み合わせた事業内容もIPOでは評価材料になり得ます。
<初値の見え方>
一方で、想定価格ベースの吸収金額は70.0億円と大きく、公募50,000株に対して売出株数5,638,800株という売出し中心の案件です。成長性だけでなく、この公開規模とファンドの出口案件という側面を重く見る必要があります。
<参加判断の軸>
高い売上成長率と収益改善を評価する一方、約70億円の公開規模、VC・ファンドの売出しと残存株、潜在株式15.2%を含む需給面とのバランスが判断の中心になります。

estie(658A)のIPO基本情報

estie(658A)IPO初値予想

IPO基本情報
上場市場 東証グロース
証券コード 658A
会社名 estie
設立年月日 2018年12月11日
業種 情報・通信業
事業の内容 不動産プラットフォーム事業(独自構築した商業用不動産データベースを活用した Vertical Data ソリューション、エンタープライズ実装及び専門情報サービスの提供)
公募株数 50,000株
売出株数 5,638,800株
OA売出 853,300株
海外募集 あり(売出株式5,638,800株の一部、株数未定)
IPO承認日 10月1日(木)
上場日 11月6日(金)
仮条件決定日 10月20日(火)
BB期間 10月21日(水)~10月27日(火)
公開価格決定日 10月28日(水)
購入申込期間 10月29日(木)~11月4日(水)
上場時発行済株式数 15,493,800株
時価総額 165.7億円
吸収金額 70.0億円(OA含む)
想定価格 1,070円
IPO幹事証券・配分数
幹事証券名 配分数 配分割合
SMBC日興証券(主幹事) -枚 -%
みずほ証券(主幹事) -枚 -%
野村證券 -枚 -%
SBI証券 -枚 -%
楽天証券 -枚 -%
松井証券 -枚 -%
岡三証券 -枚 -%
丸三証券 -枚 -%


IPO一次情報

estie(658A)のIPO(新規上場)に関する有価証券届出書に基づき、一次情報から読み取れる需給、事業、収益、および市場での評価について分析を行います。本記事は届出書提出時点の想定発行価格1,070円を前提とし、公開されたデータに基づき構成しています。

需給の全体像

estie(658A)のIPOは公募50,000株に対して売出しが5,638,800株と圧倒的に多く、OA853,300株を含めた公開株数は6,542,100株です。想定価格1,070円ベースではOA除き60.8億円、OA含み70.0億円となり、東証グロース案件として需給は軽くありません。売出し主体にはUTEC4号投資事業有限責任組合をはじめ、複数のファンドや既存株主が並びます。

最大株主のUTEC4号投資事業有限責任組合は3,377,300株を全株売却し、グローバル・ブレイン8号投資事業有限責任組合も保有334,900株を全株売却します。一方、Globis系ファンドやVertex Growth Fund IIなどは売出後も合計約317.5万株が残ります。

これらの多くには上場後512日間、Vertex Growth Fund IIの一部286,100株には90日間のロックアップがありますが、いずれも公開価格の1.5倍以上で解除可能な条件が付いています。

また、親引けとしてUntroDクロスオーバーインパクトファンド2号投資事業有限責任組合に5億円、三井不動産に3億円、三菱地所に3億円を上限とする販売を要請する予定です。合計最大11億円相当が親引けとなれば、市場に流通する株数を抑える要素になります。

新株予約権は2,354,000株で、発行済株式数に対する潜在株式比率は15.2%です。上場時点で行使期間に入っている低額行使の新株予約権も存在しますが、匿名の保有者とロックアップ対象者との対応関係を資料上すべて特定できないため、上場直後にロックアップ対象外で行使・売却可能となる株数は確認できません。

事業の見え方

estie(658A)は、商業用不動産に関するデータを収集・構造化し、デベロッパー、資産運用会社、金融機関などに提供する不動産プラットフォーム事業を展開しています。主力のVertical Dataソリューションに加え、顧客企業のデータと自社データを統合してAIやソフトウェアを実装するエンタープライズ実装、専門情報サービスを提供しています。

2026年8月時点で総合デベロッパー上位10社の9割以上に導入されており、2026年6月末のリカーリング契約顧客数は573社です。不動産データを長期間蓄積している点に加え、生成AIを利用したデータ分析や業務支援への展開も事業上の特徴です。

収益面

estie(658A)の2024年12月期の連結売上高は10.9億円、2025年12月期は20.8億円と90.3%増加しました。2026年上期は17.5億円で前年同期比96.8%増となっています。2025年12月期は営業損失5.3億円でしたが、2026年上期の営業損失は191万円まで縮小し、調整後EBITDAも1,220万円の黒字に転換しています。

一方、2026年上期はM&Aに伴う2.8億円の減損損失を計上したため、親会社株主に帰属する中間純損失は2.7億円です。売上成長と本業の収益改善は確認できますが、M&Aを成長戦略に位置付けているため、買収後の統合やのれんの減損リスクには注意が必要です。

公募による会社への資金流入は小さく、公募分とOAに伴う第三者割当増資を合わせた手取概算額上限8.6億円は、借入金返済7.7億円と企業買収資金0.8億円に充当する予定です。

評価ポイント

estie(658A)のプラス材料は、売上高が高い成長率を維持していること、2026年上期に営業損益がほぼ均衡し調整後EBITDAが黒字化したこと、不動産データ・DX・生成AIという成長分野を含む事業内容です。

注意点は、吸収金額70.0億円という公開規模、公募50,000株に対して売出し5,638,800株という出口色の強い資本政策、売出後も残るVC・ファンド株、15.2%の潜在株式です。業績成長だけで需給面の重さを打ち消せるかが初値形成のポイントになります。

プレ初値予想

estie(658A)は、売上高の急成長と収益改善、不動産データとAIを組み合わせた事業内容には評価余地があります。一方、想定時価総額165.7億円に対して吸収金額70.0億円と公開規模が大きく、公開株のほとんどが既存株主の売出しです。

成長性は強いものの、初回予想では公開規模と出口案件としての性格を重視し、過度なプレミアムは織り込みません。

初値評価:D級
初値予想:1,150円~1,300円程度
参加スタンス:慎重参加

想定価格1,070円に対して約7%~21%の上昇を想定します。2026年上期の収益改善が評価されれば一定の買い需要は期待できますが、70億円規模の株式を消化する必要があるため、公開規模の小さい成長株IPOのような大幅上昇は想定しにくいと判断します。

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ℹ️これより下の情報は、判明次第追記いたします。

estie(658A)のIPO初値予想:第1弾

初回分析後に追記します。

仮条件価格

仮条件決定後に追記します。

estie(658A)のIPO初値予想:第2弾

仮条件決定後に追記します。

仮条件決定後のAI診断

仮条件決定後に追記します。

公開価格

公開価格決定後に追記します。

IPO抽選結果

抽選結果発表後に追記します。

estie(658A)のIPO初値予想:第3弾

公開価格決定後に追記します。

直前初値予想

上場日前日に追記します。

上場日の気配運用

上場日前日に追記します。

estie(658A)のIPO初値結果

初値形成後に追記します。