今日の記事は私自身を戒める為の反省文です。
しかも長文です。つまらないと思われる方は無視して下さい。
私は家族が大好きです。
キザな言い方をすると心の底から愛しています。
・・・と思っていました。
しかし、それは違うのかもしれません。
そう考えたのはつい最近です。
小学4年生の息子はカードゲーム(100円)が大好きです。
カードゲームとは100円でできる今流行のアニメキャラクター
(ドラゴンボールやワンピースなど)のカードを使いわけて
コンピューターと対戦するゲームです。
カードゲームの説明が主旨ではありませんので詳しい説明は
割愛させて頂きます。
息子はそのカードをコレクションとして大切に持っています。
しかし私の家の規則でそのカードゲームは月1回しかできない事に
なっています。(規則の立案者は私です)
息子の友達の中にはそのカードを数百枚と持っている子もいます。
当然、息子は月1回しかできないので数枚しか持っていません。
口には出しませんがおそらくうらやましがっているでしょう。
しかし、人は人、私の家には私の家のルールがありますので、その
月1回という規則自体を変えようと思ったことはありません。
ケチだから月1回にしている訳ではありません。月1回の方が、
それだけ喜びが大きいと考えたのでそうしています。
その効果もあり、息子はその月1回のカードゲームをすごく
楽しみにしています。
毎月月初の日曜日になると「お父さん、今日の出掛け先には
カードゲームある?」と必ず聞きます。
だから月初めの出掛け先はなるべくカードゲームの置いてある
場所にしようと考えています。
そして私の気持ちに疑いが現われた日の出来事です。
いつもように家族で出掛けました。
出掛けた先は今流行の大型ショッピングセンターです。
当然おもちゃ売り場やゲームコーナーにカードゲームがたくさん
置いてあります。
息子はソワソワしながら「お父さん、まだ?」と何度も私に
せがんできます。
それ程息子は月1回のカードゲームを楽しみにしているのです。
しかしその日私は息子の心をことごとく踏みにじってしまいました。
先程も言いましたが、そのゲームは対戦ゲームです。
勝てば次のステージに進む事ができ、勝つ事により長くゲームが
楽しめるようになっています。
息子は自分の好きなようにゲームを進行させていきますが、私は
少しでも長くできるように大人の見方でのアドバイスをします。
しかし、息子は聞こうともしません。もう楽しくて夢中なのです。
結果、息子の使うキャラクターは初戦で負けてしまいました。
そこで私は思わず怒ってしまいました。
「お父さんの言うとおりにしないから、負けたんだ!」
「タイミングも何もかも悪い!」
「オマエはこのゲームをやるセンスが無い!」
思い返せば酷く罵倒したと思います。
当然、息子はしょんぼりします。
泣きそうなのを我慢しています。
せっかくの月1回の夢のような時間が一転して悪夢の
時間に変わりました。
私はそんな息子の顔を見て我に返り考えました。
なぜあんなにも怒ったのか?
それ程までに息子に勝たせたかったから?
月1回しかできない息子の大好きなゲームを少しでも長くさせて
あげたかったから?
いいえきっと私の思いは違います。
私の言うとおりにできなかったから、いえ私の言いなりにならなかった
から・・・そう思います。
その後、反省の意味も含めてもう一度息子にゲームをやらせてあげようと
しましたが、息子は拒否しました。
当然でしょう。
あれ程、ののしられた後でできる訳がありません。
私の未熟さゆえに子供の気持ちを簡単に踏みにじってしまいました。
私はヒドく後悔しています。ヒドい父親です。
月1回の楽しみをことごとく潰してしまいました。
月1回でも文句も言わず、純粋に楽しみにしていた息子の心を。
こんな事では家族を愛しているなんていう資格はないでしょう。
正直申し上げて私はこの記事を書くのに後悔の念にかられ、涙を
我慢しながら書きあげました。
・子供は親の道具ではない。
・考え方もやり方も自分とは違う。
・いつも親が正しいとは限らない。
・子供は親を選べない。
・子供にとって親はいつまでも親。
・怒ると叱るは意味が違う。
・本当に愛情があるなら怒らず叱れ。
こういった事を念頭に置き、再び親として頑張る事を決意します。
息子よ、本当にごめんなさい。
この記事は今後このような出来事が起こらないよう、そして忘れない
ようにサイドバーにリンクさせ、自分を戒めたいと思います。
反省文
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